妊婦健診の助成とは?助成券のもらい方・費用・無料になる検査を解説

はじめに

妊娠が分かると、赤ちゃんの成長が楽しみになる一方で、

「妊婦健診って毎回いくらかかるの?」
「健診費用は無料になるの?」
「助成券はどこでもらえる?」

と、お金について不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

妊婦健診は、お母さんと赤ちゃんの健康状態を確認するために欠かせない大切な検査です。

しかし、妊娠中は定期的な健診が必要になるため、回数が増えるほど費用の負担も気になります。

そこで利用できる制度が、自治体による妊婦健診の助成制度です。

この記事では、

  • 妊婦健診の助成とは何か
  • 何回分助成されるのか
  • 助成券のもらい方
  • 自己負担になる費用
  • 妊娠したら一緒に確認したい制度

について分かりやすく解説します。


妊婦健診の助成とは?

妊婦健診にかかる費用を自治体がサポートする制度

妊婦健診の助成とは、妊娠中に必要な健診費用の一部を自治体が負担してくれる制度です。

妊婦健診は病気の治療ではないため、基本的に健康保険の対象外となります。

そのため、通常は自己負担が発生します。

そこで国では、妊婦さんが安心して健診を受けられるように、自治体を通じて費用の助成を行っています。

多くの場合、妊娠届を提出した際に、

「妊婦健康診査受診票」
「妊婦健診助成券」

などが交付されます。

この助成券を健診時に提出することで、健診費用の負担を軽減できます。


妊婦健診は何回くらい受ける?

妊娠中の健診回数は、一般的に約14回程度が目安です。

妊娠の時期によって健診頻度が変わります。

妊娠初期〜23週頃

目安:

4週間に1回程度

確認する内容:

  • 妊娠経過
  • 赤ちゃんの成長
  • 子宮の状態
  • 血圧
  • 体重
  • 尿検査

など。


妊娠24週〜35週頃

目安:

2週間に1回程度

確認する内容:

  • 胎児の成長
  • 胎盤の状態
  • 羊水量
  • 母体の健康状態

など。


妊娠36週以降

目安:

1週間に1回程度

確認する内容:

  • 出産に向けた準備
  • 赤ちゃんの位置
  • 陣痛への備え

などを確認します。


妊婦健診の助成はいくら?

助成される金額は、住んでいる自治体によって異なります。

一般的には、

  • 妊婦健診14回程度
  • 超音波検査
  • 血液検査
  • 子宮頸がん検査

などについて助成があります。

ただし、助成額を超えた費用や対象外の検査については自己負担になります。

例えば、

妊婦健診費用が5,000円

助成券で4,000円分補助

自己負担1,000円

という場合があります。


妊婦健診の助成券はどこでもらえる?

妊婦健診の助成券は、基本的に市区町村から交付されます。

流れは以下のようになります。

① 妊娠が分かる

産婦人科などで妊娠確認をします。

② 妊娠届を提出する

住んでいる市区町村へ妊娠届を提出します。

③ 母子健康手帳を受け取る

母子健康手帳と一緒に、

  • 妊婦健診受診票
  • 助成券
  • 妊娠に関する案内

などを受け取ります。

④ 健診時に提出する

病院で助成券を提出すると、費用の一部が助成されます。


妊婦健診で助成される主な検査

自治体によって内容は異なりますが、代表的な検査を紹介します。

基本的な妊婦健診

対象になることが多い検査:

  • 問診
  • 血圧測定
  • 体重測定
  • 尿検査
  • 胎児確認

など。


血液検査

妊娠中の健康状態を確認します。

検査例:

  • 貧血
  • 血液型
  • 感染症
  • 風疹抗体

など。


超音波検査(エコー)

赤ちゃんの成長を見る検査です。

確認内容:

  • 大きさ
  • 心拍
  • 胎盤
  • 羊水

など。


妊婦健診で自己負担になるもの

助成券があっても、すべて無料になるとは限りません。

自己負担になる可能性があるもの:

  • 追加の検査
  • 特別な超音波検査
  • 医療機関独自の費用
  • 助成対象外の検査

などです。

また、地域や病院によって費用が異なるため、心配な場合は事前に確認しましょう。


里帰り出産の場合はどうなる?

里帰り出産を予定している場合は注意が必要です。

自治体からもらった助成券が、県外の病院では利用できない場合があります。

その場合、

一度自己負担で支払う

後日自治体へ申請

助成分が払い戻される

という仕組みになることがあります。

里帰り出産を考えている場合は、早めに自治体へ確認しましょう。


妊婦健診の助成が受けられない場合は?

以下の場合は注意が必要です。

妊娠届を提出していない

妊婦健診の助成券は、妊娠届を提出しないともらえません。

妊娠が分かったら早めに手続きをしましょう。


助成券を忘れた

健診時に助成券を忘れると、一時的に全額支払いになる場合があります。

母子健康手帳と一緒に保管しておくと安心です。


引っ越しをした

自治体ごとに助成制度が違うため、引っ越した場合は手続きが必要です。


妊婦健診の助成と他の出産支援制度の違い

妊娠すると利用できる制度は複数あります。

制度目的対象
妊婦健診の助成健診費用を軽減妊婦
妊婦支援給付金妊娠・出産準備を支援妊婦
出産育児一時金出産費用を補助健康保険加入者など
出産手当金産休中の収入補助会社員など

妊娠したら確認したいお金の制度

妊婦健診の助成以外にも、利用できる制度があります。

妊婦支援給付金

妊娠・出産に伴う経済的負担を軽くする制度です。


出産育児一時金

出産費用をサポートする制度です。


出産手当金

会社員が産休中に利用できる制度です。


育児休業給付金

育児休業中の生活を支える制度です。


まとめ

妊婦健診の助成は、妊娠中の健診費用の負担を軽くする大切な制度です。

妊娠が分かったら、

  • 妊娠届を提出する
  • 母子健康手帳を受け取る
  • 妊婦健診の助成券を確認する

ことが大切です。

妊婦健診は、お母さんと赤ちゃんの健康を守るために欠かせません。

費用面で不安を感じる場合でも、自治体の助成制度を利用することで負担を減らすことができます。

妊婦支援給付金や出産育児一時金、出産手当金など、利用できる制度を早めに確認して、安心して出産準備を進めましょう。

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