妊婦さんが気をつけたい怖い病気とは?妊娠中に注意すべき症状や予防方法を詳しく解説

妊婦さんが気をつけたい怖い病気とは?

 

注意すべき症状と予防方法を、正しく・わかりやすく解説します

妊娠すると、ホルモンバランスの変化・血液量の増加・免疫機能の変化によって、普段はなかった体調不良が起こることがあります。多くは自然な変化ですが、中には母体や赤ちゃんに影響する病気もあります。大切なのは「怖がりすぎること」ではなく、「どんな症状に注意すればよいか知っておくこと」。正しい知識が、安心なマタニティライフにつながります。

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この記事について

この記事は一般的な情報提供を目的としています。体調の異変を感じた場合は、必ず担当の産婦人科医にご相談ください。自己判断は避けましょう。

🏥妊婦さんが注意したい病気 7選

1

妊娠高血圧症候群

🩺

以前「妊娠中毒症」と呼ばれていた病気。初期は自覚症状が少ないことが多く、妊婦健診での血圧測定・尿検査が早期発見のカギになります。重症化すると赤ちゃんの成長にも影響するため、見逃せない病気のひとつです。

⚠ 注意したい症状
  • 血圧が高くなる
  • むくみ・急な体重増加
  • 頭痛・目がチカチカ
  • 吐き気・みぞおちの痛み
✓ 予防のポイント
  • 定期的な妊婦健診
  • 塩分を摂りすぎない
  • バランスの良い食事
  • 適切な体重管理

2

妊娠糖尿病

🩸

妊娠中に血糖値が高くなる病気。胎盤から出るホルモンの影響でインスリンが効きにくくなるのが原因です。自覚症状がほとんどなく、検査で初めて分かるケースがほとんど。だからこそ健診の血液検査が重要です。

→ 放置するリスク
  • 赤ちゃんが大きくなりすぎる
  • 出産時のリスクが高まる
  • 将来の糖尿病リスク増加
✓ 予防のポイント
  • 甘いものを食べすぎない
  • 野菜から食べる習慣
  • 適度に体を動かす
  • 健診の血液検査を受ける

3

切迫流産・切迫早産

🫀

名前を聞くと不安になりますが、「必ず流産・早産になる」という意味ではありません。適切な対応によって妊娠を継続できる場合も多くあります。

切迫流産(妊娠22週未満)

流産の可能性がある状態。安静と医師の指示が重要。

切迫早産(22〜37週未満)

早く生まれる可能性がある状態。入院管理になるケースもある。

⚠ すぐ相談したい症状
  • お腹の張りが頻繁にある
  • 下腹部の痛み・腰の痛み
  • 出血・破水のような液体

4

胎盤の異常

🫁

胎盤は赤ちゃんへ酸素と栄養を届ける重要な臓器。ここに問題が起きると妊娠経過に大きく影響します。代表的なものが「前置胎盤」と「常位胎盤早期剥離」です。

⚠ 前置胎盤
  • 胎盤が子宮出口近くにある
  • 痛みのない出血
  • 帝王切開になる場合あり
⚠ 早期剥離
  • 突然の強い腹痛
  • お腹の張りが続く
  • 赤ちゃんの動きが減る
  • 緊急対応が必要な場合あり

5

妊娠中の感染症

🦠

妊娠中は免疫の変化から感染症への注意が必要です。感染症によっては赤ちゃんへ影響する可能性もあるため、特に注意が必要なものを知っておきましょう。

→ 特に注意したいもの
  • 風疹
  • インフルエンザ
  • 新型コロナウイルス
  • サイトメガロウイルス
  • トキソプラズマ
✓ 予防のポイント
  • こまめな手洗い
  • 人混みでは注意する
  • 肉・魚は十分加熱する
  • 妊娠中の検査を受ける

6

血栓症(エコノミークラス症候群)

🦵

妊娠中は血液が固まりやすい状態になるため、血管内に血の塊ができる「血栓症」のリスクが高まります。長時間同じ姿勢でいることも要注意です。

⚠ 注意したい症状
  • 片足だけが腫れる
  • 足の痛み
  • 息苦しさ
  • 胸の痛み
✓ 予防のポイント
  • 適度に歩く・動く
  • 水分をしっかり摂る
  • 長時間同じ姿勢を避ける
  • 弾性ストッキング(医師指示)

7

貧血(鉄欠乏性貧血)

💊

妊娠中は赤ちゃんへ血液を送るために鉄分の必要量が増えます。そのため多くの妊婦さんが貧血になります。「よくあること」と軽視しがちですが、強い貧血は母体・赤ちゃん双方に影響することがあります。

⚠ 主な症状
  • 疲れやすい・息切れ
  • めまい・動悸
  • 顔色が悪い
✓ 鉄分を含む食品
  • 赤身肉・レバー
  • ほうれん草・豆類
  • 鉄分強化食品
  • ※必要なら鉄剤を処方

🚨すぐ産婦人科へ相談したい症状

🆘 こんな症状があったらすぐ受診を

大量の出血
強い腹痛
規則的なお腹の張り
突然の激しい頭痛
視界がぼやける
急激なむくみ
発熱
胎動が急に減った
破水した可能性

「これくらいなら大丈夫かな」と迷ったときこそ、早めの相談を。妊娠中は早期対応が結果を大きく変えます。

🛡️日頃からできる予防・体調管理

🏥

妊婦健診を必ず受ける

血圧・尿検査・血液検査・赤ちゃんの成長確認——自覚症状がない病気を早く見つけられる唯一の機会です。面倒でも絶対に飛ばさないで。

🥗

量より栄養バランス

「2人分食べなきゃ」は誤解。大切なのは量ではなく質。葉酸・鉄分・カルシウム・たんぱく質を意識した食事を心がけましょう。

🛌

無理をしない・休む

以前できていたことが負担になることは珍しくありません。重い荷物・長時間立ち続ける・睡眠不足——この3つは特に避けましょう。疲れたら休む、が正解です。

🚶‍♀️

適度に体を動かす

血栓症・体重管理・気分転換のためにも、無理のない範囲での散歩や軽い運動は効果的。医師の許可を確認したうえで取り入れましょう。

👨‍👩‍👧 パートナーや家族ができるサポート

家事を積極的に分担する
健診の日程を把握する
体調変化に気づく
不安や気持ちを聞く

妊娠中は身体だけでなく精神的な負担も大きくなります。「大丈夫?」という一声が、思っている以上の支えになります。

まとめ

妊婦さんが注意したい7つの病気を振り返っておきましょう。

妊娠高血圧症候群
妊娠糖尿病
切迫流産・早産
胎盤の異常
感染症
血栓症
貧血

これらすべての妊婦さんが危険になるわけではありません。大切なのは、体の変化を我慢せず、定期健診を受け、気になることがあれば早めに相談すること。

妊娠期間は人生の中でも特別な時期です。正しい知識を持って、赤ちゃんとお母さんの健康を守りながら、安心してマタニティライフを過ごしてください。

この記事は一般的な情報提供を目的としており、医療アドバイスではありません。

体調の異変を感じた場合は、必ず担当の産婦人科医にご相談ください。

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